50年ぶり全国優勝を報告 鹿実相撲部が知事表敬 龍山主将ら奄美出身4人
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8月に和歌山県で行われたインターハイ・相撲競技の団体戦で50年ぶり2度目の優勝を飾った鹿児島実業高校相撲部の菅間勇介監督と部員らが2日、鹿児島市の県庁を訪れ、塩田康一知事に日本一を報告した。決勝に出場したメンバー5人のうち4人が奄美出身。主将の龍山克真さん(3年、古仁屋中出身)は「準決勝、決勝とぎりぎりの戦いだったが、土俵では自分の相撲を取りきることができた。仲間と一緒に優勝することができて本当にうれしい」と笑顔で語った。決勝には龍山さんのほか、益山虎大(こだい)さん(3年、古仁屋中出身)、有川空雅(くうが)さん(同、龍南中出身)、中野汰成(たいせい)さん(3年、和泊中出身)の4人の奄美出身者が出場。副将を務めた益山さんは、足首の剥離骨折と靭帯(じんたい)断裂のけがを押して土俵に立ち、決勝では負けたら敗退が決まる状況で見事勝利。大将の龍山さんが勝って逆転での優勝を手にした。
塩田知事に「痛みはなかったですか」と聞かれると「土俵では痛みは感じなかった。優勝が決まった後に痛くなりました」と話し、笑いを誘った。
副主将で、団体戦では先鋒(せんぽう)を務めた有川さんは「みんなの力で勝ち取った優勝はとてもうれしい。楽しく土俵に上がることができた」と話し、次鋒を務めた中野さんは「兄の影響もあり高校から相撲を始めた。つらいこともあったが、最後にみんなで優勝できて良かった」と笑顔を見せた。
相撲部は6日に大分県で行われる全国大会と11日から青森県で行われる国民スポーツ大会にも出場する。龍山さんは「優勝のいい流れを次の大会にも生かして、有終の美を飾れるような土俵にしたい」と抱負を語った。