白鳥バレエが「喜寿」の公演 10月、「生きる」をテーマに 鹿児島
📰 全文
鹿児島のバレエ文化を長年担ってきた団体「白鳥バレエ」(鹿児島市)が10月、創立77周年記念公演を行う。「生きるとは何か」をテーマにした新作「メメント・ヴィータ~生を想(おも)え」を披露する。主人公は、自分の殻に閉じこもりがちな新聞配達の青年で、海外を旅して戦争や移民問題、農業の現場などを見る。次第に「生きること」に目ざめて行動するといった内容だ。上演時間は約90分。
白鳥バレエ3代目団長の白鳥五十鈴さんが総合プロデュースを担当する。写真家・藤原新也さんの写真や文章から新作を着想したといい、その作品を舞台に映し出す。音楽にはバッハやマーラーなどの曲が使われ、世界的チェリスト、ヨーヨー・マさんらが演奏している。それらと融合する形で団員らが踊る。白鳥さんは「永遠に残る一瞬を体験してほしい」と話す。
白鳥バレエは、1949年に鹿児島で設立された白鳥会が前身。文化庁芸術祭に参加するなど実力を高く評価されている。
10月12日午後6時半、鹿児島市山下町の宝山ホールで開演。全席指定でS席8500円、A席6500円、B席4500円。当日券は500円増額。問い合わせは白鳥バレエ(099・222・6536)。(宮田富士男)