台風18号で奄美市など9自治体8万人に避難指示…風にあおられて倒れたり屋根が飛ばされたりする被害
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強い台風18号は26日朝までに鹿児島・奄美地方や沖縄本島付近を通過した。28日にかけて東シナ海を西に進んだ後、熱帯低気圧に変わる見通し。気象庁は引き続き土砂災害などに警戒を呼びかけている。同庁によると、台風18号は26日午前9時現在、沖永良部島の西北西約160キロを時速15キロで西北西に進んでいる。中心気圧は960ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は40メートル。
奄美では27日午前6時までの24時間降水量が100ミリに達すると予想されている。26日昼前にかけて短時間に大雨をもたらす「線状降水帯」が発生する恐れがあり、さらに雨量が増える可能性がある。
鹿児島県・奄美地方では猛烈な風を受けた影響で、徳之島町や伊仙町などで建物の屋根が飛ばされるなどの被害が出ている。県は25日午前から災害対策本部を設置し、離島を中心に自治体や交通、電力事業者への聞き取りなどに追われた。
県によると、午前11時時点で奄美市や瀬戸内町など9自治体の4万4920世帯8万54人に避難指示が出ている。現時点で台風18号による人的被害はないとしているが、消防によると、25日夜、奄美市で自転車に乗っていた40歳代男性が風にあおられて転倒し、軽傷を負った。
沖縄県によると、うるま市の女性(78)が風にあおられて転倒するなど計3人が軽傷を負った。