南部・北部が暴風域に 強い台風18号が接近 高波や暴風に厳重警戒 線状降水帯発生の恐れも 鹿児島県・奄美地方
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強い台風18号は25日午後3時現在、沖永良部島の東南東約160㌔にあり、時速20㌔の速さで西北西に進んでいる。奄美地方南部・北部は暴風域にあり、同日夜頃に最接近した。北部は26日朝、南部は26日昼前に暴風域を抜けるとみられ、名瀬測候所はうねりを伴う高波、暴風、土砂災害へ厳重警戒するよう呼び掛けている。また、26日朝にかけては線状降水帯が発生する恐れがあり、大雨災害の危険も高まっている。台風18号は25日午後3時現在、中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40㍍で最大瞬間風速は60㍍。全域130㌔以内が暴風域、北東側390㌔、南西側330㌔以内が強風域となっている。
台風は25日、強い勢力で奄美地方に接近した。南部・北部を暴風域に巻き込み、伊仙で最大瞬間風速35・9㍍、天城で同32・9㍍、喜界島で28・8㍍などの強風が吹いた。気象庁は午後1時27分までに、奄美群島全域に波浪、暴風警報を発表。午後4時現在、徳之島3町でレベル2の土砂災害注意報などが発表されている。
25日午後5時現在、奄美市、龍郷町、大和村、宇検村、徳之島町、天城町、和泊町、知名町、与論町でレベル4の避難指示が出ている。県防災Webによると同時現在、群島12市町村で避難所が開設。約170人の住民が避難しているとみられる。
九州電力送配電によると同日午後4時現在、群島7市町村で3530戸が停電。復旧が続いている。
台風は今後、久米島付近を通って、27日には東シナ海に抜けるとみられる。名瀬測候所によると南部・北部ともに27日午前に強風域を抜ける見込み。26日の奄美地方は大気の状態が非常に不安定で、線状降水帯が発生する恐れもある。各地でレベル4の土砂災害危険警報が発表される可能性が高まっている。
26日に予想される波の高さは南部9㍍、北部10㍍。最大風速(最大瞬間風速)は、南部40㍍(60㍍)、北部30㍍(45㍍)。同日午後6時までの24時間の降水量は、南部250㍉、北部200㍉を見込んでいる。
名瀬測候所は、低い土地の浸水や河川の増水、高潮や竜巻などの激しい突風への注意、大雨への心構えを高めるよう呼び掛けている。