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ハブの捕獲、退治に挑戦 新任署員らが恒例研修 奄美署
事件・事故 南海日日新聞

ハブの捕獲、退治に挑戦 新任署員らが恒例研修 奄美署

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 奄美署(末廣政春署長)の新任署員ら38人が1日、奄美市名瀬の奄美観光ハブセンターでハブ対策の研修を受けた。同センター職員の本山栄隆さん(71)らからハブの生態を学び、生きたハブの捕獲や、頭をたたいての退治に挑戦した。

 同署が春の定期異動に合わせて行う恒例研修。2025年はハブに関わる通報が管内で14件あり、うち7件で捕獲した。

 ハブ対策推進協議会(事務局・名瀬保健所)によると、昨年の奄美大島、徳之島でのハブ咬傷(こうしょう)者数は43人で、2014年以来11年ぶりにハブ咬傷による死亡事故も発生した。

 署員たちはハブについて▽気温が18度以上になれば冬でも出没▽最盛期は5~6月▽太陽の紫外線をきらい、日陰の湿地帯を好む―などと、ビデオを見ながら学習。このほか、同センター職員の渋谷洋一さん(51)が生きたハブを手に取って署員に触らせ、感触を確かめさせた。

 講習後、署員の代表2人が専用器具と竹の棒をそれぞれ使ってハブの捕獲、退治に挑戦。警戒心を強めるハブの動きに注意しつつ、素早く対処した。

 竹の棒でハブの頭をたたいて退治に挑戦した鹿児島市出身の立石楽人巡査(23)=屋仁川交番勤務=は「実際にハブを見たのは初めてで、敵と認識してこちらを見てくる迫力があった。(要請があれば)研修の経験を生かして、島民の安全を守るという気持ちを持って対処したい」と語った。