天然記念物の野鳥・アカヒゲが民家に!電動三輪車で子育て中 奄美大島
📰 全文
梅雨明けした奄美大島で、国の天然記念物に指定される野鳥・アカヒゲが、民家にとめられた電動三輪車の小物入れに巣を作り、子育ての真っ最中だ。7月2日、鹿児島県龍郷町のとある民家で、その様子が確認された。朝から気温がぐんぐんと上がり、夏空が広がるなか、電動三輪車の小物入れに親鳥が何度も訪れ、ひなたちにエサを運んでいた。
梅雨明けした奄美大島で、国の天然記念物に指定される野鳥・アカヒゲが、民家にとめられた電動三輪車の小物入れに巣を作り、子育ての真っ最中だ。
7月2日、鹿児島県龍郷町のとある民家で、その様子が確認された。朝から気温がぐんぐんと上がり、夏空が広がるなか、電動三輪車の小物入れに親鳥が何度も訪れ、ひなたちにエサを運んでいた。
アカヒゲは奄美大島や徳之島などに生息する野鳥で、国の天然記念物に指定されている。体長は14センチほどで、赤茶色の体が特徴的だ。顔から胸にかけて黒いのがオス、白っぽいのがメスで見分けられる。
警戒心が強く、民家で子育てをするのは珍しいとされる鳥だ。それが今回、住人の生活空間のすぐそばに巣を構えた。
住人の男性が巣に気づいたのは6月上旬のこと。その後、巣の中に4つの卵を確認し、6月29日までに4つともふ化したという。
7月2日には2時間ほどの間に、オスが9回、メスが1回、ひなにエサを与える姿が観察された。エサをもらいながらすくすくと育つひなたちは、順調に成長すれば7月中旬にも巣立つと見られている。
警戒心が強いはずのアカヒゲが、なぜか民家の電動三輪車を子育ての場に選んだ。奄美大島の夏、思いがけない場所で命が育まれている。