郷土教育へ気持ち新た 教職員合同着任式 奄美市
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今春、鹿児島県奄美市の小学校や中学校に転入してきた教職員の合同着任式が10日、同市名瀬の奄美川商ホールであった。市内27校に着任した108人のうち、103人が出席。郷土に根差した教育活動の実践に向けて気持ちを新たにした。オープニングは、唄者の時岡優里菜さんが島唄「長朝花節」と「ワイド節」を披露。転入教職員を歓迎。大島紬の着物を身にまとい、華やかな歌声を届けた。
式では、奄美小に転入した竹中紗耶教諭(30)が向美芳教育長を前に「日本国憲法を尊重し、誠実に職務を全うする」と力強く代表宣誓。
向教育長は、式辞で「地域と共に教育活動を展開し、先生たちが子どもたちへ地域の魅力を伝える役になってほしい」などと述べた。安田壮平市長や多田義一市議会議長らも転入教職員を歓迎し、激励の言葉を贈った。
転入教職員を代表してあいさつした赤木名中学校の丸山英児校長は「奄美ならではの郷土教育を進めていく。奄美の自然や文化を肌で感じ、自分の力を存分に発揮したい」と抱負を述べ、奄美での教職員生活に向けた意気込みも強調した。
式の後半は、市教委の村岡和志学校教育課長が「地域(シマ)に根ざしたふるさと教育~あまみの子どもたちを光に~」と題して講話し、同市の地域的な特性や教育方針などを解説。転入教職員らは真剣な表情で耳を傾けていた。