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鹿児島市の保育園で8件の虐待認定 保護者説明会に約120人「二度とないように」
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鹿児島市の保育園で8件の虐待認定 保護者説明会に約120人「二度とないように」

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鹿児島市の保育園で保育士が園児の服をつかんで引きずるなど、8件の虐待が認定されていたことが明らかになった。市は行政指導を実施し、園側は6月20日夜に保護者向けの説明会を開催。集まった約120人の保護者からは「ショックだった」「不安で預けられない思いがある」といった声が相次いだ。

行政指導を受けたのは、鹿児島市柳町の同胞保育園。鹿児島市が6月15日付けで行政指導を行った。

园によると、5月、所属する保育士1人が園児の服をつかんで引きずるなどの行為をしていたことが確認された。鹿児島市がこの保育士の虐待を認定したのは疑いを含め8件にのぼる。

発覚のきっかけは、園内のカメラ映像だった。園児が元気がないことに気がついた別の保育士が映像を確認し、一連の行為が明らかになった。虐待を受けた園児は4人で、いずれもけがはなかった。

園の聞き取りに対し、当該保育士は「思うように園児が動かないときに虐待をしてしまった」と話しているという。

6月20日夜、園は保護者向けの説明会を開催し、約120人が集まった。説明会は2時間に及び、虐待の経緯や再発防止策について説明が行われた。

保護者からは切実な声が聞かれた。「ショックでした。不安で預けられない思いはあるが、仕事をしている以上は預け先もないので…」と語る保護者もいれば、「こういうことが起こってしまうんだと驚いた。二度とないように再発防止をしっかり考えてほしい」と訴える声もあった。

働く親にとって保育園は欠かせない存在であるだけに、不安を抱えながらも預けざるを得ない複雑な心情がにじむ。

説明会後、同胞保育園を運営する社会福祉法人の代表が報道陣の取材に応じた。県社会福祉事業団の下村一彦理事長は「保護者に信頼してもらえる保育園になるよう取り組んでいきたい」と述べた。

園は7月中旬までに、再発防止策などをまとめた報告書を鹿児島市に提出することにしている。地域の子どもたちを預かる場所として、保護者の信頼を取り戻すための取り組みが求められる。