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沖縄戦で亡くなった祖父のこと、もっと聞きたかった――鹿児島県出身者2932人が犠牲に 鹿児島市・県護国神社で慰霊式
総合 南日本新聞 👁 8

沖縄戦で亡くなった祖父のこと、もっと聞きたかった――鹿児島県出身者2932人が犠牲に 鹿児島市・県護国神社で慰霊式

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 沖縄戦の戦没者を悼む23日の「慰霊の日」を前に、犠牲となった鹿児島県出身者2932人を追悼する慰霊式が21日、鹿児島市の県護国神社であった。遺族ら約60人が参列し、戦争の悲惨な記憶を語り継ぎ、平和を願う思いを新たにした。

 県沖縄戦没者慰霊会が主催。麓川昭憲会長は、今も遺骨が見つかることに触れ「沖縄戦は終わっていない。語り継ぎ、平和な社会実現のために努力を重ねる」とあいさつした。

 会は2013年、県護国神社に県出身戦没者の名前を刻んだ慰霊碑を建てた。今年はこの数年で判明した5人の名を追加した。

 祖父の名と昨年亡くなった母の遺影をカメラに収めていた薩摩川内市の小村伊津子さん(74)は「祖父のことをもっと聞きたかった」。曽祖父が戦死したという甲南高校1年の鶴園結衣さんは祖母や両親と初めて訪れ、「刻まれた多くの名前を見ると、一人一人が生きていたことを実感する。平和の尊さを忘れてはいけない」と話した。