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鹿児島県 徳之島町で合同研修会 地域と学校の連携強化を 持続可能な教育環境づくり
政治 奄美新聞 👁 7

鹿児島県 徳之島町で合同研修会 地域と学校の連携強化を 持続可能な教育環境づくり

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 【徳之島】徳之島町学校運営協議会(コミュニティ・スクール=CS)と同町地域学校協働活動本部の2026年度第1回合同研修会(町教育委員会主催)が18日、町生涯学習センターであった。学校関係者や地域住民ら約50人が参加。事例発表や今年度の主要教育事業の説明、校区別分科会での意見交換を通じ、地域と学校が連携した持続可能な教育環境づくりについて考えた。

 開会にあたり福宏人教育長は、町内の出生率が全国トップ水準を維持している一方で、児童生徒数は昭和30?40年代の約5000人から現在は約860人にまで減少している現状も前置き。その上で、学校運営協議会を自転車の「方針や方向性を示す前輪」、地域学校協働活動を「地域の機動力や継続力を担う後輪」に例え、「両輪として一体となって進むことが重要」と協働の意義を強調した。

 事例発表では、町立山小学校の和田哲也校長が「地域学校協働活動で山を元気に」と題して実践を報告。学校運営協議会を単なる報告の場ではなく、教職員と地域住民が意見を交わす「熟議の場」として活用していることを紹介した。高齢者クラブへの聞き取りを通じた伝統食文化学習や調理体験など、地域との交流事例を示しながら、「常に密接に関わるのではなく、『できる時に、できることを』という緩やかなつながりが長続きする秘訣」とも述べ、無理のない協力体制の重要性を訴えた。

 続いて町教委当局が「われんきゃポイント」事業をはじめ、海外語学留学、インターンシップ教育、学士村塾、進学塾事業など26年度の主要教育プロジェクトについて説明。質疑応答では、進学塾事業の受講者数拡大に向けた取り組みの必要性について意見が出た。

 この後、参加者たちは南部校区(亀津中、亀徳小、尾母小中、亀津小)、中部校区(井之川中、神之嶺小)、北部校区(手々小中、母間小、東天城中、花徳小、山小)の3分科会に分かれて協議。子どもたちの学習意欲向上やキャリア形成を支援するため、地域資源を生かした体験活動や人材育成事業をさらに推進していく方針も確認した。