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鹿児島県 発見頭数・ツアー過去最多 26シーズン ホエールスイムの影響軽微 奄美クジラ・イルカ協発表
総合 奄美新聞

鹿児島県 発見頭数・ツアー過去最多 26シーズン ホエールスイムの影響軽微 奄美クジラ・イルカ協発表

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 奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)は8日、「2026シーズンの奄美大島周辺海域におけるザトウクジラの出現状況及びホエールスイムによる対象クジラへの影響評価調査結果」を発表した。発見頭数は、1187群1939頭(昨シーズン比107・7%)で、ツアー参加者は9950人(同127・7%)で、ともに過去最多だった。また、ホエールスイムによる対象クジラへの影響については、軽微であったとした。

 発見した1187群のうち179群(15・1%)は母子群で、奄美大島周辺海域で49日間と39日間滞留した2組の母子群も確認。季節風を遮る島陰(しまかげ)の沿岸部や湾内、海峡、水道など、育児に適した穏やかな環境でよく観察された。

 ツアー参加者9950人のうち、ウォッチング参加者は6044人(60・7%)で、スイム参加者は3906人(39・3%)。ウォッチング参加者は大幅に増加、スイム参加者は微増し、数日間の参加やリピーターが多く見られた。

 母子群に対する、ホエールスイムによる影響評価調査を実施。ホエールスイム前後を比較して自然行動の変化が見られなかったことや、ドローン撮影映像により、子クジラの順調な成長も記録できたことから、対象クジラに配慮した奄美方式のホエールスイムでは、対象クジラへの影響は軽微であることが示されたとしている。

 同協会は「今後も隻数制限、同一群へのホエールスイム回数制限・人数制限など(特に母子群に対してはより厳しい規制)のルールの厳格化を行い、より対象クジラに配慮した安全で質の高いツアー実施に取り組みたい」としている。