カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。

← 一覧
医学部1年生が知事表敬 地域医療貢献誓う 和泊町出身の寺原さんも出席 鹿児島大
政治 南海日日新聞 👁 1

医学部1年生が知事表敬 地域医療貢献誓う 和泊町出身の寺原さんも出席 鹿児島大

📰 全文
 鹿児島県の医師修学資金貸与制度(地域枠)を利用し鹿児島大学医学部に入学した1年生20人が7日、鹿児島市の県庁で塩田康一知事を表敬訪問した。同制度を利用し同大医学部医学科に入学した和泊町出身の寺原優さん(18)も出席。学生らは6年間医学を学び、将来は奄美群島など県内のへき地、離島医療を担う医師となって、ふるさとに恩返しすることを誓った。

 塩田知事は表敬した学生らを「医療に関する専門的な知識や学生としての活動を通して人間性を磨き、幅広く活躍できる人材になっていただきたい」と激励。学生を代表し、今林那桜さん(18)が「支援への感謝を忘れず、鹿児島の医療に貢献する使命を果たすため責任と自覚をもって勉学に励んでいきたい」などと述べた。

 和泊町出身の寺原さんは和泊中学校卒業後、鹿児島市の鹿児島実業高校に進学、今春晴れて同大医学部に入学した。「高校3年間を鹿児島市で過ごしたことで、離島と都市部の医療格差を実感し、離島やへき地医療に携わる医師を志した。将来はふるさとの沖永良部島など、離島の医療に貢献できるようしっかり勉強し、医師としての技術を身に付けたい」と抱負を語った。

 医師修学資金貸与制度は、地域医療を担う医師の育成が目的。県は入学金、授業料、生活費、図書購入費など6年間で総額940万円を支援。卒業後9年間(臨床研修2年含む)、県が指定するへき地や離島など医療機関で勤務すると全額が免除される。

 県や鹿児島大によると、今回の20人を含め、これまでに300人以上が同制度を利用、卒業後2年間の臨床研修を終えた169人が、地域医療などに貢献する医師として活躍している。