与論で震度5強――徳之島町の高齢女性、車のドアで額打ち軽傷 国史跡・与論城跡の石垣崩れる
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与論町で震度5強を20日に観測した地震で、鹿児島県は21日、震度3だった徳之島町の高齢女性が車のドアに額をぶつけて軽傷を負ったと発表した。与論町の史跡などで新たな被害も判明した。鹿児島地方気象台は、1週間程度は強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけている。与論町によると、国指定史跡「与論城跡」の石垣が長さ2メートル、幅60センチの範囲で崩れた。他に公民館で窓ガラスが割れたり、こども園で給食室のタイルが剥がれたりする被害も確認した。
知名町では、県指定天然記念物・住吉暗川(くらごう)の入り口付近で壁面の表層が幅180センチ、縦50センチにわたり剥がれた。町は洞穴への立ち入りを当面禁じる。
気象台と名瀬測候所は21日、職員3人を与論町茶花に派遣した。震度計の観測環境に異常がないか現地調査をする。
地震は沖縄本島近海を震源とし、20日午前11時46分ごろ発生した。県によると、電気などライフラインや住宅への被害の情報はない。