カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。

← 一覧
6年間の“相棒”に再び息吹を ランドセルリメイク 託す人と職人の思い 鹿児島市で受注会
総合 KYT鹿児島読売テレビ 👁 2

6年間の“相棒”に再び息吹を ランドセルリメイク 託す人と職人の思い 鹿児島市で受注会

📰 全文
 鹿児島市で6年間の役目を終えたランドセルをリメイクするための、受注会が開かれました。思い出を残しながら、新たに使い続けられるものへ。持ち込む人、そして職人の思いを聞きました。

 鹿児島市のイオンモール鹿児島のランドセルコーナーには2027年、小学校への入学を控えた子どもたちが訪れていました。

(子供)
「軽い」

(子供)
「中を見てみる」

 中まで入念にチェックする子も。

(両親)
「楽しい。私たちの時代と違っていろいろな色があるのでうらやましい」

 そのランドセルコーナーの一角で開かれたのが、リメイクの受注会。財布やペンケース、色鮮やかなストラップ。なんともかわいらしい小さなランドセルも。これらは全てランドセルからできているんです。鹿屋市にある革製品の専門店、COCOAN LEATHERの革職人、福島洋一さんがリメイクしています。

 この春、小学校を卒業したばかりの男の子のお母さん。一人でやってきました。

(母親)
「ランドセルを処分するっていうのがちょっと心苦しかった」

 通帳ケースや印鑑ケースにリメイクすることに。

(母親)
「え?売った方がいいんじゃない?って言われたから、いや、それは違うよと」

(COCOANLEATHER・福島洋一さん)
「お子さんが大人になって、あの時は、母ちゃんがこんなリメイクしようって言ったけど、その気持ちが分かるっていう日が来るんじゃないですか?」

(母親)
「そう思ってもらえたら嬉しい」

 6年間の思い出が詰まったランドセル。思いが溢れます。

(母親)
「入学した時、ちょうどコロナがあったので」

入学前のケガや、緊急事態宣言により、初めてランドセルを背負えたのはゴールデンウイークが明けてからだったそう。

(母親)
「うちの子は小さかったので、学校にランドセルをからって行っても、下ろすことができなかったから、友達に下ろしてもらってた。6年生になってランドセルがちょうどいいぐらいの 大きさになってその時に成長を感じた

(COCOANLEATHER・福島洋一さん)
「 その思いを引き継いで、作品にしてお返ししますので」

 最後に、ランドセルを写真におさめて、しばらく、お別れです。

(母親)
「自分もたぶんすごく喜ぶと思うが、子どもが喜んでもらえたら一番いい」

(COCOANLEATHER・福島洋一さん)
「大事なものを預かったって感じで身の引き締まる思い物を大事にして欲しいというのと、やっぱり親がリメイクしたいという思いで、お願いされると思うので、自分(子ども)が親になった時にやってあげようという気持ちが引き継いでいけばいいなと思う」

 卒業とともに6年間の役目を終えたランドセル。形を変えて、新たな思い出を紡いでいきます。