AI教材の活用方法学ぶ 奄美市で教諭向けICT研修会
📰 全文
鹿児島県奄美市の2026年度ICTスクールリーダー研修会が12日、奄美市役所で始まった。初回は市内小・中学校で導入が進むAI(人工知能)教材の活用をテーマに、教諭ら36人が参加。児童生徒一人一人の習熟度に合わせた最適な学びの実現や、業務の効率化に向けた具体的な利用方法を学んだ。国のGIGA(ギガ)スクール構想に基づき、奄美市では21年4月から市内全小・中学校の児童生徒に学習用タブレット端末を配布している。研修はオンラインも含めて今年度内に計4回を予定し、教諭らの困りごとの解消やICTの活用推進を目指す。
始めに奄美市で導入しているAI教材の基本的な機能について市教育委員会学校教育課の長岡哲仁主幹兼指導主事が説明。▽全員の学習状況を即時に把握できる▽最適な問題を自動で提示できる▽採点や集計を自動化できる▽理解の早い子は自主的に学習を進められる―などの利点を挙げ、「AI教材を活用することで子どもと向き合う時間を取り戻そう」と呼び掛けた。
後半はAI教材を展開するベネッセコーポレーションが具体的な操作方法や活用事例を紹介した。
3年前からAI教材を授業で活用しているという朝日中学校の谷優一教諭(35)は「大人数クラスでも生徒一人一人の学習状況を細かく見ることができ、業務の時間短縮にもなっている。紙のドリルかデジタル教材かで生徒の学び方の選択肢も広がった」と話した。