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「チアダンスのいいところを届けたい」挫折を乗り越え――鹿児島のチアダンスチームが再び世界大会へ
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「チアダンスのいいところを届けたい」挫折を乗り越え――鹿児島のチアダンスチームが再び世界大会へ

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パワフルな演技で元気と笑顔を届けるチアダンス。

(CAST Magic Faith・岩下莉音さん)
「見ている人を勇気づけられたり、笑顔になったよと言ってくれたりすると、それもチアダンスのいいところだと思うし」

世界大会に挑むチアダンスチームで、世界大会で初優勝を目指します。

鹿児島市のチアダンスチーム、「CAST Magic Faith」。今月、アメリカで行われる世界大会に出場します。

(CAST Magic Faith・岩下 莉音さん(18))
「とにかく、みんなが全員が楽しんで悔いなく踊れるようなダンスにしたいというのと、もっともっと突き詰められるところを突き詰めて優勝を目指して頑張りたい」

チアダンスは、チアリーディングから派生した競技です。チアリーディングは人を積み上げる「スタンツ」やアクロバティックな技で競うチーム演技。一方、チアダンスはポンポンを使うダンス競技です。技のほか全員の動きがあっているかなどが評価のポイントです。

チームが発足したのは2022年――。その翌年には、世界大会「The Dance Worlds」に初出場し、準優勝という快挙を成し遂げました。次は「世界大会優勝を」と翌年の全国大会に臨みましたが…。

(CAST Magic Faith・岩下 莉音さん)
「最後にターンといって、くるくる回る技があるが、それをみんなほとんど失敗しちゃって、最後の印象って結構評価につながるが、そこがみんなで失敗してしまって、そこがちょっとマイナス点になったのかなと思う」

納得のいく演技ができず、世界大会への出場を逃します。みんなで泣いた日々。そこから立ち上がり練習を積みました。

悔しさをバネに臨んだ去年の全国大会。見事、世界大会への切符を掴み取ります。チームの強みである、一糸乱れぬ演技が評価されました。

(CAST Magic Faith・ 岩下 莉音さん)
「今までのこの2年間の苦しかったこととか、辛かったことも全部忘れてしまうくらい報われたなという気持ちですごく嬉しかった」

大会には世界12か国から32チームが出場します。ほとんどが10人以上で構成されたチームですが、8人という少ない人数で挑みます。

(指導者・新内容子さん)
「少人数の中でのできる戦い方というか、構成ではそういう工夫は考えている]」

少人数で挑む世界大会。2分15秒以内の演技の途中で曲のテンポを変えるという構成にしました。

回るスピードを落としていき、ピタっと止まるこの動き。速いテンポの曲で構成するチームが多いため、緩急をつけた演技にしました。

(指導者・新内容子さん)
「速度を途中で変えるのは難しいのと、特に回って止まるっていうのは、 結構大変だと思う。誰もやったことのないことを、ちょっとやっている感じはありますけど。大変だと思う」

(CAST Magic Faith・岩下莉音キャプテン)
「誰かがちょっと揺れたりしたらそこは目立つので、100発100中ぐらいできるように練習しないと、演技の中で疲れている中でやらないといけないので、そこをもう少し練習詰めてやっていきたい」

子どものころから一緒にチアダンスをしてきた選手たち。仲の良さが強いチームワークを作っています。

(CAST Magic Faith・岩下莉音キャプテン)
「急に、あ、ニワトリに似てるみたいになって。決められていて、似てる動物が1つずつあって、ここは、足の短いコーギー。ニワトリ、カピバラ、ネズミ、ヤギ、トド、ロバ、ミーアキャット、サイ、カンガルー、ツキノワグマ」

(全員)
「(Q誰が決めた)みんなです(笑)」

県外の大学に進学し、これが最後の大会になるメンバーもいます。

(岩川咲彩さん)
「6年ぐらい一緒なので、今までやってきたチームの中で一番、最高な仲間のチームなので、最後いい結果で締めくくりたい」

(永仮咲貴さん)
「大切な仲間と一緒に踊るって、幸せなことだとみんな分かっているので、きつい練習もみんなで乗り越えて頑張る」

今月18日。世界大会を前に関係者や保護者に演技を披露しました。練習していた、動きを止める振り付けも。うまくいったように見えましたがまだまだ課題があるといいます。

(CAST Magic Faith・岩下莉音キャプテン)
「全体的にまだもっともっと詰められるところが多かったと思うので、もっと練習したい。優勝して大きいトロフィーを鹿児島に持って帰ってくるのが目標だが、それと一緒に世界大会で学んだことを次の世代の子たちにも伝えられるような経験ができれば」

(指導者・新内 容子さん )
「ダンスは、その人の人生が現れると思っているので、今まで積み重ねた時間とかうまくいかなかった時とか、色んな人に支えてもらったことを全部自分の力に変えて昇華させて、エネルギーいっぱいに(チアダンスが)大好きだって気持ちをお客さんにぶつけてほしい」

挫折を乗り越え、挑む二度目の世界大会。目指すは、チアダンス世界一です。

(全員)
「せーの。1、2、3フェイス!」
(KYT news.everyかごしま 26年4月22日放送)