鹿児島県・徳之島署管内SNS型・特殊詐欺 昨年の被害確認7件・約9500万円、海開きでキャンペーン
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【徳之島】徳之島署と徳之島地区防犯組合連絡協議会は29日、徳之島町畦(あぜ)のプリンスビーチ海浜公園で開催された「海開き&黒砂糖祭り」の会場に、防犯・交通安全キャンペーンブースを特設。来場した老若男女1000人以上に対し、近年被害が深刻化している特殊詐欺などへの警戒を呼び掛けた。同署によると、同署管内では昨年1年間に特殊詐欺の被害が7件確認され、被害総額は約9500万円に上った。主な手口としては、SNSを通じて恋愛感情を利用する「SNS型ロマンス詐欺」、有名人の偽画像などを用いて投資を勧誘する「SNS型投資詐欺」、架空の料金を請求する「架空請求詐欺」、警察官を装う「ニセ警察詐欺」などが挙げられる。
当日は署員と防犯組合関係者ら計10人が参加し、会場入り口に特設テントを設置。国際電話や詐欺電話を自動でブロックする警察庁推奨アプリ「詐欺バスターLite」や、発信元の企業情報を確認できる「詐欺対策 by NTTタウンページ」の活用を紹介するチラシも配布。口頭でも注意を呼び掛けた。
現地で啓発にあたった同署の谷口浩志次長は、「不審な電話があった場合はその場で対応せず、一度電話を切ることが重要」と強調。その上で「家族や身近な人に相談し、警察相談専用電話『#9110』や警察署へ連絡してほしい。恥ずかしがらず相談することが被害防止の最大のポイント」とアピールした。
このほか会場では、4月1日から適用された自転車の交通反則通告制度(青切符)や、警察官募集に関する資料も合わせて配布した。