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べっ甲色の羽キラリ―絶滅危惧種のベッコウトンボ 国内有数の生息地、薩摩川内・藺牟田池で観察会
総合 南日本新聞 👁 1

べっ甲色の羽キラリ―絶滅危惧種のベッコウトンボ 国内有数の生息地、薩摩川内・藺牟田池で観察会

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 国内希少野生動植物種に指定されているベッコウトンボの観察会が25日、鹿児島県薩摩川内市祁答院の藺牟田池であった。市や保護団体関係者らを含めて市内外から約70人が参加し、1時間半ほどで130匹を確認した。

 ベッコウトンボは、環境省レッドリストで絶滅危惧IA類(最も絶滅の危険性が高い)に分類。羽化間もない成虫の体色や羽がべっ甲を思わせることから名付けられた。藺牟田池は国内有数の生息地として知られる。

 参加者は2班に分かれ、西岸のサイクリングロード周辺を歩いてベッコウトンボを探した。両親ら家族4人で訪れた亀山小学校2年、荻野真緒さんは「たくさん見つけられて楽しかった。生息地がもっと増えればいいと思う」と笑顔を見せた。

 参加団体の一つで、人工増殖にも取り組む「ベッコウトンボを保護する会」の春田敏さん(65)は「藺牟田池でも渇水が発生すると個体数が大きく減る。多くの人に関心を持ってもらうことが、保護の第一歩になる」と話した。

 保護する会は同日、観察会とは別の場所も調査し、214匹を確認した。