鹿児島県 無形民俗文化財を初指定 「八月踊り」など伝統芸能7件 大和村、支援し継承へ
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大和村は、奄美の伝統行事・豊年祭で披露される「八月踊り」など4集落計7件をこのほど、村指定文化財に指定した。認定書授与式が27日、村役場で開かれ、中山恭平教育長から各集落区長に認定書が手渡された。村教育委員会は2024年度から、新たな文化財指定に向けて村内11集落を対象に調査。伝統芸能を候補に、村文化財保護審議会へ昨年12月に諮問し、2月の答申を経て決定した。指定は3月9日付。
新たに指定された文化財は、「大和浜の八月踊り・棒踊り・薙刀(なぎなた)踊り」(3件)「大棚の八月踊り」「名音の八月踊り」(各1件)「今里の八月踊り・ヨ―ハレ踊り」(2件)。同村の文化財指定は2007年2月以来19年ぶり。無形民俗文化財の指定は初。
式には大和浜、大棚、名音、今里集落各区長と村、村教育委員会、村文化財保護審議会らが出席。伊集院幼村長は「後継者の問題もあると思うが地域、出身者らの協力で(保存会など)組織が成り立つ。村として可能な限り支援し、伝統文化、伝統芸能が末永く継承されることを祈念する」と述べた。
大棚集落(138世帯、228人)の八月踊り保存会は住民全員が参加。認定書を受け取った伊集院将区長(38)は「文化財の指定を受けた以上、継承をとぎれさせないよう、若手の育成などさらに保存会を盛り上げていきたい」と抱負を語った。