奄美へ感謝忘れず活躍を ANA芝田社長ら講演 東大大気海洋研シンポ
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東京大学大気海洋研究所主催の合同シンポジウムは6日、鹿児島県奄美市名瀬のアマホームPLAZAで2日目があり、生物学や地球科学など各分野の研究者、有識者ら16人が講演した。後半の部では「それぞれの奄美、それぞれのセカイ」をテーマに、ANAホールディングス代表取締役社長の芝田浩二さんら奄美出身者3人が登壇。三者三様の立場・視点で奄美を語り、会場に集まった高校生らにメッセージを送った。芝田さんは現在のビジネスや組織で、多様性や公平性、受容性を意味するDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の重要性が、新たな発想や価値を生み出す上で再認識されていると説明。
豊かな自然、温かい地域社会に育まれた「奄美人」には生まれながらにDEIが備わっていると語り、「これは世界と競争する上で大きな財産。私は奄美で生まれ、育ったことへの感謝の気持ちをずっと忘れていない。ぜひ皆さんも同じ気持ちで活躍してほしい」などと聴講した高校生らにメッセージを送った。
与論高校卒で現在東京大学2年の吉田小梅さんは、高校時代に参加した、東大大気海洋研の「サイエンスキャンプ」での研究体験が、東大を目指すきっかけになったと伝えた。
現在は東大進学が身近でない「非進学校出身」の学生が集まるサークル団体に所属し、自身の経験を生かして地方の中高生に進路講話なども行っている。
「島を出ると島出身というのが、本土の人から見ればユニークで、それが強み(個性)になる。ちゅうちょせず、広い世界に出ていこう」などと呼び掛けた。
東京奄美会の宮地正治会長は、漢詩の名句を紹介しながら、古里奄美の美しい景観や思い出などについて語った。
最終日の7日は高校生らのポスター発表と普及講演会がある。
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