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主体的に考える力養う 血液供給などテーマにシンポ 奄美大島の中高生ら
イベント 南海日日新聞

主体的に考える力養う 血液供給などテーマにシンポ 奄美大島の中高生ら

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 学生が主体的に考え、学び、発信する機会の創出を目的とした「第1回碧レオ地域シンポジウム」が25日、鹿児島県奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。県立大島高校と古仁屋高校、瀬戸内町立古仁屋中学校の生徒ら約30人が参加。離島における血液供給体制の課題などについて、専門家の講話を聞き理解を深めるとともに、グループ討論を通じて地域課題への当事者意識や主体的に考える力を養った。

 シンポジウムは、子どもたちが課題に向き合い、探究する経験を通じて未来を切り開く創造力を育むことを目的に、社会奉仕活動を行う民間団体「奄美大島碧バーチャルライオンズクラブ」(窪田光子会長)が主催した。

 前半は▽県立大島病院の森田喜紀医師が、人と動物、環境の健康を一体的に捉える「ワンヘルス」▽同病院の大木浩医師が、献血の大切さと奄美での血液供給体制の現状▽奄美野生動物医学センターの新屋惣獣医師が、島の生態系に影響を及ぼすノネコや外来種の問題―などについてそれぞれ講話した。

 参加した生徒らは、ワンヘルスの概念が注目され始めた背景や、採血したばかりの血液をすぐに使う生血輸血の課題、外来種の定義など、講演者に対して積極的に質問していた。

 後半は、参加者が5班に分かれ、講話の内容に関連したテーマでグループごとに討論。正解が一つでないテーマに対して賛成、反対といった自分自身の意見と、その理由について参加者同士で共有した。

 最後はグループでまとめた意見を発表し、講話した3人の発表に対する感想などを述べた。

 参加した大島高1年の生徒(15)は「血液供給の問題など難しいテーマもあったが、専門家の方たちの講話や同世代とのグループディスカッションなど今回の学びを次回のディベート大会にも生かし、島外の人たちにも発信していけたら」と話した。

 同クラブは、今回の継続イベントとして7月に中高生対象の弁論&ディベート大会も開催する。