心を一つに成果発表で交流 島口劇や作品展示 保護者プロ芸も登場 伊仙町阿権小・校区合同文化祭 鹿児島県
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【鹿児島県・徳之島】伊仙町立阿権小学校(安樂強校長、児童14人)と同校区住民による「第15回合同文化祭」が10月31日、同校体育館で開かれた。児童たちの島口劇をはじめとする舞台発表や、住民の生涯学習の成果を集めた作品展示など多彩な催しが繰り広げられ、会場は約100人の来場者でにぎわった。最後は伝統踊り「汗水節」で心を一つにし、学校と地域の絆を確かめ合った。少子高齢化が進む中、児童たちの日頃の学習や活動の成果と、地域住民の生涯学習の取り組みを発表し合う恒例行事。地域の拠点である学校と住民が、それぞれの頑張りを共有し、交流を深める貴重な機会となっている。
舞台発表は、全校児童による島口劇・島っ子ガイド「阿権ちゅうの宝を世界へ」で幕開け。校区内の名所や名物を島口と英語で紹介。島唄メドレーに続き、6年生4人が先輩から受け継いだお家芸の中国ごまを実演すると、会場から大きな拍手が送られた。
地域からは女性連や、常山タニさん(97)ら「さわやかサロン」のメンバーが出演。健康体操をはつらつと披露したほか、出演者と来場者が一体となって伝統踊り「汗水節」を踊り、会場に一体感が広がった。
中盤には、今年1月に家族5人で同校区に転入した保護者で、スラックライン(綱渡り式のバランススポーツ)の元インストラクター、清瀬亮徳さん(39)がスペシャルアトラクションを披露。体育館2階の窓枠(高さ約7㍍)の間に張られたライン上を渡る曲芸で、来場者を沸かせた。
展示コーナーでは、児童たちの絵画や工作、スポーツ活動の記録をはじめ、住民による生け花や書など力作が並んだ。生け花の合作「子どもたちがつんできた道草がヒーローの秋」など、趣向を凝らした作品の数々が来場者の目を楽しませた。
6年生4人は終演あいさつで「小学校生活最後の発表会。練習してきたことを一生懸命発表し、大切な応援もいただいた。これからも学校と地域が一体となって阿権を盛り上げていきましょう」などと呼びかけた。
校区住民の森山哲男さん(73)は「子どもたちは、地域の人々が見守り、応援し、励ますことでさらに伸びると思う。学校や行事がなくなると、地域の一体感も失われる。今後も継続・維持してほしい」と目を細めながら、合同文化祭の意義を強調した。

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