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「アグリキッズ探検隊」始動 島の食と農を学ぶ 青果市場の競り見学 鹿児島県奄美市
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「アグリキッズ探検隊」始動 島の食と農を学ぶ 青果市場の競り見学 鹿児島県奄美市

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 子どもたちが島の「食」と「農」を学ぶ体験プログラム「アグリキッズ探検隊」(鹿児島県奄美市主催)が24日始動、同市名瀬の名瀬中央青果市場で入隊式が行われた。隊員14人のうち初回は11人が参加。独特の緊張感が漂い、スピード感あふれる競りの現場に立ち会った。アトラクション形式の「模擬競り」では、出品された野菜の〝高値落札〟が相次いだ。探検隊は今後、放牧養豚場の見学など全5回の活動を行い、2027年3月開催予定の「あまみ食と農のめぐみ博」で行動報告する。

 プログラムは、地場産農林水産物の消費拡大を目的に25年度策定した「食と農の総合戦略」の一環で、次世代育成のための取り組み。

 探検内容には、▽食材に触れる▽食や農に関わる人に会う▽場所を探検する――など五つのミッション(任務)があり、隊員は全てをクリアしなければならない。

 隊員らは午前8時半に始まった青果の競りを見学。競り人が、野菜の名前と重量を聞き取れないほどの早口で伝え、買い手が指で金額を示し次々と落札する様子に圧倒されていた。

 その後、名瀬中央青果㈱の中村博光社長が競り人となり模擬競り。約1㌔のニンジンに900円の値が付くなど高値落札が相次いだ。中村社長が「市場の競りでは160円」と伝えると、子どもたちは「えー」と大きな声を上げ、驚いていた。

 入隊式では、探検ノートなどが入ったバッグが渡され、探検バッジと任命証が授与された。

 ミッション1「食材に触れる」では、輸入バナナと島バナナの一種アイスクリームバナナ(品種名=ブルージャバ)を食べ比べた。

 島バナナを口にしたことがないという隊員もおり、「少し酸っぱい」「甘い」など感想を言い合っていた。最後にサトイモの苗が配られ、来秋頃の収穫まで自宅で育てるミッションも課せられた。

 笠利小4年の川畑真城(ましろ)君(10)は「競りはオークションみたいで面白かった。店で野菜の値段なんか見ないけど、今日から気にする。次回の養豚場見学が楽しみ」と探検を楽しんでいた。

 中村社長は「島の食材がどう流通するのか、少しでも分かってもらえれば満足。いい社会勉強になったと思う」と話した。

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