堀之内選手(鹿児島県・古仁屋小出身・19歳)ベスト4 世界大会出場権獲得 全日本空手道選手権
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【東京】渋谷区の東京体育館でこのほど、「第58回全日本空手道選手権大会」(主催・同大会実行委員会、NPO法人全世界空手道連盟新極真会)が開催された。各地の道場から精鋭62人がエントリー。奄美勢では古仁屋小学校出身の堀之内陽逞(ようた)選手(福岡支部)が、堂々のベスト4。見事に世界大会への切符を手にした。初日の初戦を制した堀之内選手の勢いは止まらなかった。2日目の1試合目を快勝。その後、準々決勝の相手は「日本を背負う一人」の渡辺優作選手。優勝候補の一角でもある28歳を19歳の堀之内選手がスピードで圧倒した。4対0の快勝。続く決勝戦を目指し迎えた相手は、岡田侑己選手。昨年開催された第1回KCC(空手チャンピオンオブチャンピオン)で優勝した日本のエースだ。
堀之内選手は、そんな大きな壁にも果敢に挑んだ。2度にわたる延長戦でも決着がつかず、体重測定まで持ち込まれる大接戦の末に敗退。僅差で3位決定戦も敗れたものの「快挙です。素晴らしい」と関係者は驚くばかり。「奄美から世界を取れる逸材が現れた」の声も聞こえた。名前の通り「逞(たくま)しい」活躍ぶりで、来年の世界大会への切符をもぎ取った。
2018年、古仁屋小6年(奄美支部)の時に全関西選手権重量級で優勝。6歳で始めた空手の才能を、この日さらに開花させた。堀之内選手は「入賞一歩手前だった昨年を乗り越えられ、日本代表はうれしい」。大声援に支えられての激闘を振り返った。一方で課題も浮き彫りに。「世界はもっと厳しい。最後の30秒を動ききること。100㌔以上の体を生かしたい」と次の大舞台を見据えた。
教え子の快進撃に緑健児代表は大会総評を通じて「メンタルを鍛えて、海外勢に向かってほしい」と1年後のさらなる飛躍を期待。奄美支部の栄克人師範代も「日本代表として、もっと先を目指してほしいですね」と熱望した。ほか、瀬戸内町出身の竹島雅之選手(40)(鹿児島中央支部)が型で3位に入賞し、3年前の第13回世界大会に続き、2大会連続となる世界大会出場を決めた。
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