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鹿児島県 クガツクンチ「諸鈍シバヤ」 コミカルな演技、観衆楽しむ 島内外から多くの来場
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鹿児島県 クガツクンチ「諸鈍シバヤ」 コミカルな演技、観衆楽しむ 島内外から多くの来場

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 旧暦の9月9日(クガツクンチ)の19日、瀬戸内町加計呂麻島・諸鈍集落の大屯(おおちょん)神社で国指定重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」があった。紙のお面をつけた集落の男性や諸鈍小中学校の児童生徒ら17人がコミカルな動きの11演目を披露。島内外から訪れた多くの観衆を楽しませた。

 諸鈍シバヤは、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定。紙で作った面(カビディラ)と陣笠(じんがさ)風の笠をかぶり、囃子(はやし)と三味線(しゃみ)を担当するリユーテの伴奏にのって演じるのが特徴。源平の戦いに敗れ落ち延びてきた平資盛(たいらのすけもり)一行が、土地の人々と交流を深めるために行ったことが始まりと言われている。

 第1部は、演者らのホラ貝やハト(指笛)を鳴らしながら踊る「ガクヤ入り」で幕開け。諸鈍小中学校の児童生徒たちも「キンコウ節」などに参加し、会場を盛り上げた。

 第2部は、イノシシとの格闘の様子を演じた「シシキリ」で始まり、大太鼓を抱えた演者や踊り手が会場いっぱいに踊りを披露する「タカキ山」で締めくくられた。

 保存会の村田康司会長(53)は「若い踊り手も加わりまとまりも出てきた。天気にも恵まれ、1年間の成果を演じ切り、会場も盛り上がってくれてうれしい」と語った。

 埼玉県から来場した森薫里(かおり)さん(60)は「友人がいるため初めて来島したが、諸鈍シバヤの時期に重なりラッキーだった」と喜び、「歴史や伝統、文化など、今まで体験したことのない世界を体験できて新鮮ですばらしいと感じた」と話した。

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