鹿児島県 ノネコ撮影カメラまた盗難か 市内2か所で 近くに昆虫トラップの場所も 環境省
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環境省奄美群島国立公園管理事務所(広野行男所長)は16日、ノネコ対策用に森林域に設置している自動撮影カメラが8~9月の期間に、計2台紛失する事案が発生したと発表した。盗難防止ワイヤーやダイヤル式ロックの装備品ごとなくなっている場所もあり、盗難とみられる。担当者は、「重要なデータの蓄積が一部欠損することになり影響は大きい」と事態を深刻視している。カメラの紛失があったのは、同市笠利町内(市道赤木名笠利線)
と同市名瀬平田町内(市道平田朝戸線)に同省の委託業者が設置した各1台。いずれも記憶媒体(SDカード)、雨よけカバーなど一式が紛失。平田町内では、盗難防止のための杭やワイヤー、ダイヤル式ロックも併せてなくなっていた。
月1回程度行う点検で発覚。それぞれ8月24日(笠利町内)、9月24日(平田町内)に紛失を確認した。同省は今月2日になって、委託業者を通じ奄美署に被害届を提出した。
カメラが持ち去られる同様の事案は、笠利町の市道蒲生崎線で今年6月にも発生。この際は、同署の捜査によって昆虫採集をしていた人物による犯行と判明した。
同省によると、今回の笠利町内での紛失現場のすぐ近くで、昆虫採集用のバナナトラップ1個が見つかっているという。トラップ設置者が自動撮影カメラに映り込むことを懸念し持ち帰った可能性もあるという。
担当者は「自動撮影で得られた情報は、科学的データとして蓄積され重要。持ち去られることによって連続性を欠くことになり影響は大きい。悪意がなくてもカメラにいたずらをしたりする行為はやめてほしい」と話している。


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