“龍の目”くっきり 龍郷町かがんばなトンネル 秋の落日ショー最終盤 鹿児島県
📰 全文
鹿児島県龍郷町円集落にある「かがんばなトンネル」(全長29㍍)に夕日が入る秋の落日ショーは最終盤だ。青空が広がっても水平線付近に雲があり、支障が出る状態が続いたが、15日は夕日が全て入った状態が観察でき、くっきりと“龍の目”がともった様子を西康範さんが撮影した。毎年、春分の日と秋分の日の前後にかけて同トンネルに夕日が入り、トンネルの形から龍の目のようになる神秘的な自然現象。今年の秋の見頃について県大島支庁は、「9月24日頃から10月16日頃まで」としていた。
龍の目の現象は観光客にもおなじみ。土日に「スポーツの日」の祝日が重なった3連休時には展望所周辺に集まる多くの人出でにぎわった。トンネルに入り込む瞬間は、雲のすき間から夕日が部分的に見える状態でも歓声が上がり、スマートフォンなどで撮影する姿が見られた。
今年の見頃も「秋晴れに恵まれた最後のチャンス」という見方も出た15日。撮影した西さんによると、約50人が訪れ、周辺道路に車がずらりと並んだという。「展望所に設置された看板の右側から撮影した。薄い雲がかかったが、夕日が隠れるほどではなかった」と西さん。今秋の龍の目撮影は今回が3回目で、「ようやく待望の状態で撮影できた。観察できるのもあと1日か2日ではないか。秋のこの時期はサシバの渡りと重なり、周辺の空を旋回する姿と『ピックイー』という鳴き声を聞くこともできる」と語った。


コメント 0件
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?