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【伝説の写真家ソール・ライター】作品が私たちの心をつかむ理由 鹿児島市で作品展開催  
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【伝説の写真家ソール・ライター】作品が私たちの心をつかむ理由 鹿児島市で作品展開催  

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皆さんはソール・ライターという写真家をご存じでしょうか。

芸術の世界にカラー写真を取り入れたパイオニアと称され、亡くなった今も世界的に注目を集めている彼の作品展が今、鹿児島市で開かれています。

なぜ、ソール・ライターの写真は今の私たちの心をつかむのか。

14日と15日の2回にわたり「伝説の写真家」の世界をひもときます。

山根アナウンサーの取材です。

何かの隙間から見える町の風景を切り取った一枚。

こちらはソール・ライターの代表作の一つです。

鹿児島市立美術館で開催中の特別企画展「写真家ソール・ライターの原点」。

初期のモノクロ写真から、カラー写真や絵画など約450点が並びます。

鹿児島市立美術館 学芸員・小牟禮雄一さん
「SNSなどを中心に、ソール・ライターの人気はどんどん上がっているので、注目度の高い展示となっている」

1950年代、ニューヨークを拠点に活躍した写真家・ライター。

世界的ファッション誌「ハーパーズ・バザー」の表紙も手がけ、洗練された写真の数々はカラー写真の新たな可能性を切り開きました。

亡くなった今も、世界各国で回顧展が開かれ、写真集の出版も続いています。

ライターの写真はなぜ今、私たちの心をつかむのでしょうか。

山根美乃梨アナウンサー
「こちらにはソール・ライターの制作部屋が再現されたコーナーがあるんです。右側の壁をよく見てみると、日本の浮世絵が飾られているんです」

こちらは歌川広重の浮世絵。

手前のものを大きく描き、その奥に風景をのぞかせます。

そしてこちらがライターの写真。

どちらも景色の一部を隠しています。

鹿児島市立美術館 学芸員・小牟禮雄一さん
「主題を隠して、見る人に想像力を掻き立てるような工夫をしている。それが日本美術と通ずるものがある」

すべてを見せないからこそ、想像が膨らむ。

日本美術との共通点が私たちが惹かれる理由の一つです。

ファッション誌の写真家として活躍したライター。

しかし、テレビの普及など時代の変化とともに一度は表舞台から姿を消しました。

しかし、その後も自分が美しいと感じる日常を写し続けました。

来場者
「画角の撮り方や色もすごく引かれるものがあった。すごく新鮮だと思う」

鹿児島市立美術館 学芸員・小牟禮雄一さん
「自分の信念に生涯従って、作品を作り続けた、撮り続けた作家。そういうところが現代の人たちにも響くのではないかと思う」

特別企画展は鹿児島市立美術館で11月15日まで開かれています。

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