ドクさん、水俣病被害者らと出水市で懇談 枯れ葉剤被害と共通点指摘
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ベトナム戦争で米軍が散布した、猛毒のダイオキシンを含む枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれたグエン・ドクさん(45)が11日、鹿児島県出水市を訪れて水俣病の被害者や支援者らと懇談した。ドクさんは「枯れ葉剤による病と水俣病には環境汚染などで共通点が多い」と指摘し、連帯を呼びかけた。ドクさんは、枯れ葉剤被害者支援のチャリティーコンサートの開催に合わせて来日した。水俣病胎児性患者の坂本しのぶさん(70)=熊本県水俣市=と交流があり、鹿児島県の被害者とも懇談することになった。
ドクさんは体調不良が続く中で働きながら、ダイオキシンの影響が次世代にも及ぶ問題や平和について、メッセージを発信してきた。この日の懇談では、「私や水俣病の被害者の痛みや苦しみを理解して励ましてください」と訴えた。
被害者でつくる水俣病不知火患者会の男性(76)は「ドクさんの話は水俣と共通するところが多く胸に刺さった。人間が利益を得るために環境を破壊すると、大きなしっぺ返しを受けることを心に刻まないといけない」と話した。(宮田富士男)

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