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鹿児島県 徳之島で初の一般公開 新造巡視船「あまみ」 家族連れら487人が乗船 子どもたち海保の仕事に関心
自然・火山 奄美新聞

鹿児島県 徳之島で初の一般公開 新造巡視船「あまみ」 家族連れら487人が乗船 子どもたち海保の仕事に関心

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 【徳之島】奄美海上保安部に配備されている新造巡視船「あまみ」(平野恵三船長)の一般公開が12日、徳之島・天城町の平土野港であった。新造就役後、同島での一般公開は初めて。約2時間の公開時間に、島内の家族連れを中心に487人が乗船し、普段は見ることのできない船内設備などを見学した。子どもたちは海上保安官の仕事や採用案内にも関心を寄せ、海の安全を守る仕事への理解を深めた。

 巡視船「あまみ」は約120億円をかけて建造され、昨年3月に奄美海保に配備された。総トン数3500㌧、全長120㍍、幅14㍍で、奄美海保の巡視船としては過去最大。船尾にはヘリコプター甲板を備え、海難救助や治安確保などの任務に当たっている。

 船名は地域になじみの深い名称を引き継いだ。2001年に北朝鮮の工作船から銃撃を受けながらも毅然と任務を遂行した先代「あまみ」の名を継承。尖閣諸島周辺などの領海警備にも対応するため、前後に40㍉機関砲を各1門備える。

 平土野港での一般公開は、台風などの影響で当初予定の8月27日から延期されていた。当日は定期船の入港時間との調整により、午前9時の予定から午前10時50分頃の開始となり、午後1時まで実施。乗船締め切りの午後0時半まで、岸壁には乗船を待つ家族連れらの長い列ができ、関心の高さをうかがわせた。

 船内では、同海保トップの髙橋秀聡部長を筆頭に奄美海保の海上保安官らが見学者を案内。電子海図や監視装置、操縦盤などを備えた運用指令室をはじめ、ブリッジやヘリ甲板などを公開した。海保のマスコットキャラクター「うみまる」との記念撮影や、ミニ制服を着用しての撮影コーナーも設けられ、子どもたちの人気を集めた。

 船内アナウンスでは、国家公務員採用試験を経て進学する海上保安大学校や海上保安学校などを紹介。海上保安官の仕事や採用制度についても案内し、将来の進路を考える子どもたちに呼び掛けた。

 見学した伊藤大地さん(亀津中1年)と渡郷一さん(亀津小5年)は「船内には普段見られない、いろいろな機械があって興味深かった」「将来の目標はまだ決めていないが、海上保安官にも関心が湧いた」と笑顔で話した。

 同海保・管理課渉外係長の中村直人さん(33)は「海上保安庁の仕事内容を少しでも多くの方々に知ってもらい、認知度向上につなげたい。子どもたちには、将来の進路の一つとして海上保安官を選択肢に加えてもらえれば」と話していた。

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