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世界遺産生かし観光振興 6都道県連携、奄美初の現地交流会
観光・グルメ 南海日日新聞 👁 2

世界遺産生かし観光振興 6都道県連携、奄美初の現地交流会

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 世界自然遺産の価値を生かした観光振興について考える現地交流会が8日、鹿児島県奄美市名瀬のアマホームPLAZAで開かれた。東京都と東京観光財団の共催で、世界遺産登録地を訪れる旅行商品の造成支援が目的。東京を中心に全国から旅行会社10事業者約50人が参加し、魅力の発信や新たな商品づくりに向けて意見を交わした。

 世界自然遺産を有する6都道県(東京、北海道、青森、秋田、沖縄、鹿児島)による連携協定事業の一環。2019年の協定締結以降、共同ウェブサイトによる情報発信を行うなど、世界自然遺産の認知度向上に一体となって取り組んできた。現地交流会は各登録地の持ち回りで開催しており、奄美大島での実施は今回が初めて。

 参加者は今月5日から3日間、金作原のトレッキングやマングローブでのカヌー体験、ナイトツアーのほか、島唄ライブや八月踊りといった文化・食など多角的な観光資源を体験した。

 最終日の8日は意見交換会を実施。開会に先立ち講演を行った東京裏山ワンダーランドの神野賢二代表は、地域の価値を最大化するには単なる特別感ではなく「代替不可能性」が不可欠と指摘。若い世代ほど現地体験を求める傾向にあるとし、顧客を単なる聞き手から魅力を伝える主体へと変える体験設計の重要性を訴えた。

 意見交換では、参加者から「人との触れ合いはやはり心に残る」「体験を体に染み込ませるための余白が必要だと感じた」などの声が挙がった。東京都産業労働局観光部の深田健志観光施策担当課長は「人の温かさや伝統芸能の一体感が非常に魅力的だ」と話し、今後も各地域と連携し、広域での観光振興を推進していく考えを示した。

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