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「練習は毎夜7時から翌2時まで8カ月」 美容技術日本一をかけた全国大会が鹿児島で開幕 140人の精鋭がカットやブローの腕前を競う
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「練習は毎夜7時から翌2時まで8カ月」 美容技術日本一をかけた全国大会が鹿児島で開幕 140人の精鋭がカットやブローの腕前を競う

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全国の美容師が一堂に集い、カットやブローの腕前を競う全日本美容技術選手権大会が6日、鹿児島市の西原商会アリーナで開催された。鹿児島での開催は実に22年ぶり。「7時から翌2時まで、8カ月間その生活」と語る選手もいるほど、日頃の鍛錬を積み重ねてきた美容師たちが、それぞれの渾身の作品を舞台に披露した。

全日本美容技術選手権大会は1962年に始まった、美容日本一を決める歴史ある大会だ。2026年は各都道府県の予選を勝ち抜いた約140人の美容師が参加し、7つの競技で技術を競い合った。鹿児島での開催は前回から22年が経過しており、地元の美容業界にとっても特別な意味を持つ機会となった。

競技のひとつ、フリースタイルカットでは、事前にパーマやカラーを済ませたモデルに対し、カットやブローなどを施しながら創造性とファッション性を競う。制限時間は40分間。参加者たちは手際よくカットを進め、スプレーで髪をセットしていく。

競技時間が終わると、審査の場ではモデルの服装も自由、ポーズも自由だ。足を組んだり、手を腰に当てたりと、それぞれのスタイルが際立つよう、美容師とモデルが話し合いながら決めるという。

岡山代表の藤井一平さんは「練習通りに作品を作ることができて良かった」と振り返り、こう続けた。「ポイントはショートの短くなっている部分とボブで残してある部分のコントラストの差。あとは衣装に合わせたカラーリング。赤色とそれに合ったオレンジなどをバランス良く入れた」。藤井さんは「いい経験になるので、今後も出場し続けられたら」と前向きな言葉を残した。

一方、ヘアスタイル競技はカットを行わず、主にドライヤーを使ってウイッグを仕上げるスタイルだ。評価の軸は芸術性。くしを使って細かく調整しながら作品を完成させていく。

京都代表の作田昌平さんは、営業後の夜7時から翌午前2時まで練習を続ける生活を約8カ月間続けてきたという。「S字に抜けていくラインをきれいにして、鳥が鳳凰みたいに羽を広げたイメージで作った」と、作品に込めたビジョンを語った。

地元鹿児島代表として出場した飯母亜央衣さんは、「こういう舞台で活躍できる美容師が鹿児島でもっと増えていけばいい」と語り、地域の美容シーンへの思いを口にした。22年ぶりという節目の開催は、鹿児島の美容師たちにとって大きな刺激となったに違いない。全国トップレベルの技術が集う場を地元で目の当たりにすることで、次世代を担う美容師の育成にもつながることが期待される。

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