男性の早世率、依然高く 健康意識向上、適正飲酒で協議 名瀬管内健康21推進協 鹿児島県
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名瀬保健所管内の2026年度健康かごしま21地域推進協議会(委員長・相星壮吾県大島支庁保健福祉環境部長)が6日、奄美市名瀬の鹿児島県大島支庁会議室であった。県が定める健康かごしま21の地域推進へ委員らが協議。管内は依然として65歳未満男性の早世率が高く、予防に向けた「働き盛り世代の健康意識の向上」「適正飲酒の推進」などで意見を交わした。同部の報告によると、24年管内の男性の「65歳未満の死亡割合」は前年比1・5%増の12・9%。長期的には減少傾向にあるものの、県9・2%、国10・3%を上回る。中でも「全死因」(病気、事故、災害など含む)と「腎不全」による死亡率が高い。一方、生活習慣病のリスクを高める飲酒(2合以上)を行う男性は全体の32・6%。中でも20~40歳の青年期、40~65歳の壮年期の割合はともに4割を超えている。
協議では、管内重点課題の「男性の早世予防」で意見を交わした。「働き盛り世代の健康意識の向上」に向けては、隙間時間に運動を楽しむ「D―1ちょこトレ」(奄美市)、体幹を鍛える「女性にやさしい運動教室」(大和村)、SOSの必要性を知る「ストレスチェック講話」(喜界町)といった取り組みを各団体が報告。名瀬労働基準監督署からは、休日4日以上の労働災害の50歳以上の割合が全体の8割に迫るとして、「対策が必要だ」とする声も上がった。
「適正飲酒の推進」へは、黒糖焼酎産地の土地柄で難しいとする指摘もあったが、適正な飲酒量を知っていると答えた人の割合は5割に満たないことから、周知を徹底することとした。
委員は保健医療、地域、職域、学域、行政でつくる19人で構成。健康かごしま21は、県民が心豊かに生涯を送れる健康長寿県の創造をキャッチフレーズに県が策定した。「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」「生活の質の向上」を目標に35年の達成を目指す。
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