植物の種が軽油代わりに 鹿児島・薩摩川内市でバイオ燃料施設の建設計画が本格始動
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鹿児島県薩摩川内市に、植物の種を原料としたバイオ燃料の製造・研究を行う施設が新設されることになった。化石燃料に頼らない次世代エネルギーの実用化に向けた取り組みが、地元・川内港近くで動き出す。10月2日、薩摩川内市役所にて立地協定の調印式が行われた。事業を手がける南国殖産の永山在紀特別顧問と、薩摩川内市の田中良二市長がそれぞれ協定書にサインした。
南国殖産は鹿児島市に本社を置く企業で、今回の計画では約22億円を投じて川内港近くに研究開発施設を新設する。
施設で製造するのは、軽油の代替燃料だ。フィリピンの農園で栽培された「ジャトロファ」という植物の種から搾った油を水素と反応させ、バイオマス・ディーゼル燃料を生産する計画となっている。建設機械や船舶などでの使用を想定しており、化石燃料からの脱却を目指した実用的な取り組みとして注目される。
調印式で永山特別顧問は「バイオマス・ディーゼル燃料に懸ける意気込みを感じてもらえると大変ありがたい」と語り、事業への強い思いを示した。
施設は2028年4月の操業開始を予定している。バイオ燃料の需要拡大を見越したこの取り組みは、薩摩川内市の産業振興にも寄与することが期待される。
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