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九州初の女性落語家が中学校で体験授業 鹿児島・霧島の生徒「めっちゃ面白かった」
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九州初の女性落語家が中学校で体験授業 鹿児島・霧島の生徒「めっちゃ面白かった」

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鹿児島出身で九州初の女性落語家・三遊亭あら馬さんが、霧島市の牧之原中学校で落語の体験授業を行った。声色と身振り手振りだけで笑いを生み出す落語の世界に、生徒たちは「めっちゃ面白かった」と目を輝かせた。

この体験授業は、日本の古典芸能・落語を通じて、豊かな想像力やコミュニケーション能力を養ってもらうことを目的に企画された。高座に上がったのは、鹿児島県出身の三遊亭あら馬さんだ。

三遊亭あら馬さんは、アナウンサーや役者などの経歴を重ねたのち、2017年に39歳で落語家の門を叩いた異色の経歴の持ち主である。九州初の女性落語家という肩書きも持つ。そのエネルギッシュな語り口は生徒たちを一気に落語の世界へと引き込み、会場には笑い声が広がった。

歌舞伎などの伝統芸能と大きく異なる落語の特徴は、声色と身振り手振りだけで物語が進む点にある。舞台装置も複数の登場人物も必要としない。それでいて、聞き手の想像力をかきたてながら笑いを誘う。

授業の中では、そばを食べる場面の表現が披露され、三遊亭あら馬さんが「ちょっと!牧之原中学校は(そばの食べ方が)上品じゃない!」と生徒たちに笑いまじりにツッコミを入れる一幕もあった。

授業のハイライトのひとつは、生徒たちが実際に高座へ上がり、落語を体験するコーナーだ。お辞儀の仕方ひとつをとっても、三遊亭あら馬さんから「うん、そこまでしなくてもいい」と具体的な指導が入り、教室は和やかな雰囲気に包まれた。

普段、落語に触れる機会の少ない生徒たちも、実際にやってみることで、その奥深さと楽しさを体感したようだ。

授業を終えた生徒からは、「やってみたら結構楽しくて、いいものだと思った」「昔ながらのバラエティーショーみたいでめっちゃ面白かった」といった声が上がった。現代においても色あせない落語の魅力が、確かに伝わった瞬間である。

三遊亭あら馬さんは授業を振り返り、次のように語った。

「笑ってもらうことは気持ちいいことだと分かる子供になってほしい。生の演芸の楽しさをもう少し鹿児島の子供たちに伝えられたら。その橋渡しになれればいい」

古典芸能と地域の子どもたちをつなぐ橋渡し役として、三遊亭あら馬さんの活動は、霧島市の教育現場に温かな笑いとともに新たな風を吹き込んでいる。

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