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鹿児島県 西郷隆盛の人となり学ぶ 小浜公園や流謫跡など巡り 龍郷町・博物学士講座
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鹿児島県 西郷隆盛の人となり学ぶ 小浜公園や流謫跡など巡り 龍郷町・博物学士講座

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 龍郷町が小中学生を対象に行う環境教育プログラム「子ども博物学士講座」(町教育委員会主催)の2026年度第5回「西郷さん、龍郷でなにをしたのぉ~!?」が26日、同町龍郷集落であった。小学生24人と保護者ら12人が参加。1859(安政6)年、この地に降り立ち、その後約3年間を過ごした維新の英雄、西郷隆盛の足跡を歩いて巡った。

 歴史探訪のスタートは、西郷二番目の潜居(せんきょ)地となった郷士格の名家、龍家跡地にある西郷小浜公園。顕彰活動を行っている「私塾西郷塾」の福崎道代さん(70)が紙芝居で集落での西郷の暮らしぶりや人との関わりを伝えた。

 同塾の得富一博さん(70)は、公園の一角に残る家の石垣や、中央に立つ一家の銅像(隆盛、妻・愛加那、長男・菊次郎、長女・菊草)の由来なども説明した。

 その後、生活に使われた井戸「愛加那の泉(イジュンゴ)」、2か月間仮住まいした「西郷南洲翁一番目の住居」(美玉新行借家跡)を経由し、最後の住まいとなった「謫居(たっきょ)跡」(流謫(るたく)跡も同義)へ。

 ここを保有する愛加那の孫にあたる龍昭一郎さん(77)が迎え入れ、西郷の生涯について講義した。子どもたちは6畳ほどの家屋内部に入り、直筆の書や資料、写真などを興味深く観察していた。

 事前に下調べをしていたのか、庭にある勝海舟の碑文が刻まれた石碑に足を向け、保護者から説明を受ける姿もあった。

 戦中戦後の昭和史に興味があるという大勝小5年の梶原靖斗君(11)は「明治の偉人がこんな近くに住んでいたことに驚いた。〝でっかい人〟という印象だったが、やさしい人柄だったとわかった。郷土に関する歴史をもっと勉強してみたい」と関心を高めていた。

 得富さんは「一家はどんな暮らしをしていたのかなど聞いてくる子どももいて意義があった。これを機に造詣(ぞうけい)を深めてほしい」と話した。