こども園で防犯訓練 不審者侵入想定 駐在署員らが協力 鹿児島県龍郷町
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鹿児島県龍郷町の幼保連携型認定こども園「健児こども園」(川畑鉄平園長)はこのほど、奄美署署員の指導の下、不審者対応訓練を実施した。園児96人、職員24人が参加。初期対応~避難誘導~緊急通報~不審者の足止め・制圧までの一連の流れを実践的に学び、緊急事態への対応と判断力を磨いた。認定こども園での不審者対応・安全確保のための訓練は児童福祉法などにより義務化されている。同こども園は、国道沿いにあるコンビニエンスストアへ出入りする人や車が多いこともあり、身近な問題として毎年訓練を行ってきた。
今年の訓練にあたり大勝駐在所に相談したところ奄美署が協力、町内3駐在所の警察官3人らが参加する本格的な訓練が実現した。
「不審な人物(男性)1人が警察関係者を名乗って現れた」という想定。園側は、園長以下複数人で対応にあたり、玄関の施錠や園内放送による避難誘導、110番通報(模擬通報)の対応を行った。 この間、教諭らは園児の安全確保に努めた。
通報は、位置情報が自動通知(または基地局情報で位置確認)されるスマートフォンを使って実施。通話内容をスピーカーで流し、他の職員にもやりとりを共有した。
大勝駐在所の坂口正樹巡査部長は園児への講話で、防犯標語「いかのおすし」を解説し、危険に遭わないための行動を教えた。
職員向けの「さすまた訓練」もあり、U字型の部分を当てる位置など相手を制圧するためのポイントを実践形式で訓練した。
職員からは「いざとなると、どう対応するか慌ててしまう。訓練の重要性を再認識した」「園庭や園内への侵入を想定した訓練も必要」などといった意見が挙がった。
同園は今後も警察と連携し、子どもの安全を守る体制強化を図っていく。