市電に衝突し逃走の自称・代行運転手(55)、罰金5万円の略式命令 「酒が出るかもしれないと思って逃げた」【鹿児島】
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鹿児島市で市電と衝突する事故を起こし、車を残したまま逃走した55歳の男が、罰金5万円の略式命令を受けた。逃走の理由として男が口にしたのは、「朝方まで飲酒していた」という言葉だった。事故が起きたのは8月4日午後2時40分ごろ。鹿児島市鴨池1丁目の交差点で、自称・代行運転手の市川博巳被告(55)=住居不詳、本籍・広島市=が軽自動車で右折しようとした際、後ろから直進してきた市電と衝突した。
現場は右折禁止の交差点だった。市川被告は衝突後、同乗していた男女2人とともに車を残したまま現場から逃走。警察が行方を追っていたところ、8月26日になって市川被告本人が鹿児島中央警察署に出頭し、逮捕に至った。
警察の調べに対し、市川被告は「事故を起こして逃走したことに間違いない」と容疑を認めた。逃走した理由については、「朝方まで飲酒していて、酒が出るかもしれないと思って逃げた」と話しているという。
代行運転手を自称しながら、飲酒の発覚を恐れて現場を離れたという経緯は、地域の交通安全への信頼を揺るがすものだ。
市川被告はその後、逮捕・送検され、9月14日付で鹿児島区検察庁に略式起訴された。鹿児島簡易裁判所は罰金5万円の略式命令を下した。