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鹿児島県 車いす「自分の足」で散策 歩行困難者ら 住用町でモニターツアー体験 コギー×福祉タクシー
観光・グルメ 奄美新聞 👁 2

鹿児島県 車いす「自分の足」で散策 歩行困難者ら 住用町でモニターツアー体験 コギー×福祉タクシー

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 足こぎ車いすCOGY(コギー)の普及に取り組む一般社団法人シンクロプラス(友野秀樹代表理事)は14日、福祉タクシーと協働し、島を巡るモニターツアーを実施した。足に不自由を抱える参加者らは、世界自然遺産の森に飛び出し、緑に包まれた自然を自由に散策。自分の足で動けることの喜びを感じながらペダルをこいだ。

 ツアーは、歩行困難者や高齢者の外出機会を創出しようと企画。移動は、車いすのまま乗り込める福祉車両を持ち、看護師資格を有する「みんなの福祉タクシー」(保枝将宗代表)と連携することで実現した。

 コギー歴6年の川島さんは雨上がりの歩道もスイスイと移動し、「自然は気持ちがいい。最高だった」と笑顔。コギーは初めてだという良治さんは「こうして自分の意志で自然を回るのは久しぶり。空気のにおいや自然の音も感じられた。心が洗われる」と汗をぬぐっていた。

 友野代表理事は「3人が笑顔なのが何より。今後は連携する人を増やしながら、外出のための新たな選択肢として広げていきたい」と強調。現在は新コースの開発なども進めており、「いずれは旅行やツアーとして企画し、閑散期などの新たな観光資源としてつなげたい」と話した。

 コギーはリハビリを目的に2009年に商品化した。反射神経を使い、重度の身体障がい者や歩行困難者でも、わずかな力をかけるだけでペダルが回せる。利用者は行動範囲が広がるほか、自尊心や自己肯定感も育めると注目されている。