台風24号が鹿児島直撃 奄美は来週まで強風域か 線状降水帯の発生にも警戒
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台風24号の影響で、鹿児島県内全域が強風域に入っている。奄美地方では最長で7日(月)から8日(火)にかけて強風域から抜けられない見通しで、長期にわたる影響が懸念される。県内ではすでに交通に広範な乱れが生じており、4日夜遅くには線状降水帯が発生するおそれもある。台風24号は4日12時現在、奄美市の北西約200kmに位置している。今後は奄美地方を反時計回りに進む複雑な進路を取る見通しで、動きが遅いことから奄美地方は長い時間にわたって強風域にとどまる恐れがある。
強風域から抜ける時期は地域によって大きく異なる。県本土は5日の未明、種子島・屋久島地方は5日の昼過ぎに強風域を抜ける見込みだが、奄美地方は来週7日(月)から8日(火)まで影響が続く可能性がある。
台風北側の雨雲が県内に流れ込み、4日朝は鹿屋市で1時間に96mmという猛烈な雨が記録された。4日は各地で雨が降りやすく、大隅、種子島・屋久島、奄美地方では非常に激しい雨が降るおそれがある。
1時間雨量の予想は、大隅・種子島・屋久島地方で60ミリ、十島村で50ミリ、薩摩地方で40ミリ。さらに、5日正午までに予想される24時間雨量は、大隅・種子島・屋久島地方で250ミリ、十島村で200ミリ、薩摩地方で180ミリに達する見込みだ。
また、台風24号や秋雨前線の影響で、4日夜遅くにかけて線状降水帯が発生するおそれがある。気象台は土砂災害や低い土地の浸水への警戒を呼びかけており、十島村には避難指示が、複数の自治体に高齢者等避難が発令されている。週間予報では、奄美地方は5日にかけて、その他の地域は7日(月)にかけて土砂災害への警戒が必要だ。
交通への影響も深刻である。4日の海の便では、フェリーきかい、フェリーかけろま、定期船せとなみをはじめとする奄美航路が軒並み欠航。種子屋久高速船の一部便や、フェリーはいびすかす、フェリー屋久島2など、県内ほぼすべての離島便が運航を取りやめた。
フェリー屋久島2、フェリーきかい、クイーンコーラルプラスはすでに5日の欠航も決定している。空の便では鹿児島空港と県内離島を結ぶ便を中心に40便の欠航が決まっている。JR九州の日南線では志布志ー青島間が終日運転を取りやめており、陸・海・空ともに広範な影響が出ている。
今後の台風情報に引き続き注意が必要だ。