鹿児島、男子中高生3人死亡から一夜――海岸に花や飲み物、無念さに手を合わせる人々
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鹿児島県いちき串木野市の沖合で、男子中高生3人の死亡が確認されてから一夜明けた30日、現場近くの海岸には花や飲み物が供えられた。無念さを思い、海に向かって手を合わせる人の姿があった。道中の車内のラジオで詳しい現場を知ったという霧島市の男性会社員(48)は「自分にも18歳になる娘がいる。親を思うといたたまれない。元気に夏休みを過ごしていただろうに」と声を詰まらせた。
ウオーキングで現場近くをよく訪れるという鹿児島市の40代女性高校教師は「毎年、学校でも海の事故には気をつけるよう言っている。自分の生徒だったらと想像すると、胸が痛い」と海を見つめた。
いちき串木野市教育委員会の相良一洋教育長は南日本新聞の取材に、「これまでも夏休み前に『子どもだけで海や川で遊ばないように』と指導していた。3人の命が失われたことは極めて残念だ」と話した。その上で、「岩礁地帯が多いことや離岸流の発生など、海の危険性を十分理解させるような指導を徹底したい」と述べた。
必要に応じて各校にスクールカウンセラーを派遣し、子どもの心のケアにあたる考えも示した。