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下諏訪北小と古仁屋小の児童たち 鹿児島県・瀬戸内町でオンライン交流 長野と奄美「自然な組み合わせ」 本場「木遣り」の披露も
観光・グルメ 奄美新聞 👁 3

下諏訪北小と古仁屋小の児童たち 鹿児島県・瀬戸内町でオンライン交流 長野と奄美「自然な組み合わせ」 本場「木遣り」の披露も

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 「長野にも妖怪はいますか」――。鹿児島県瀬戸内町の古仁屋小学校と長野県の下諏訪北小学校の児童たちが18日、オンラインによる交流を行った。事前に調べた地域特性や情報を基に質問を出し合い、意見を共有。主催した「下諏訪奄美の会」会長で木遣り師の小松直人さん(76)が歌声を披露するなど、児童たちは充実したひとときを過ごした様子だった。

 同会は今年2月、瀬戸内町と下諏訪町で町民同士の親睦を深めようと、小松さんら有志が発足。オンライン交流は開催に向け、両町のイベントに数多く携わる奄美市名瀬のカヌーガイド、白井千智さん(52)と瀬戸内町観光大使で唄者の永井しずのさん(67)が協力。町住民税務課が古仁屋小の古仁屋児童クラブに呼びかけ、実現した。

 この日は、古仁屋小4~6年生10人が瀬戸内町役場に集まり、下諏訪北小の放課後児童クラブに通う3~5年生14人とオンラインで初対面。質問は学校での流行や地域の娯楽など多岐にわたり、「ケンムン」になじみがある古仁屋小児童から、妖怪について問われ「長野には山彦(やまびこ)がいる」と答える場面も。終始和やかな雰囲気で親睦を深めた。

 シマ唄を習う古仁屋小4年の久原いちづさんは「小松さんの歌声が高くて驚いた。下諏訪の子たちはハキハキ質問して、楽しかった」、同小5年の芳ひまりさんは「長野県のことはあまり知らなかったけど、妖怪がいることなど知れて良かった」と笑顔を見せた。

 永井さんは、下諏訪町のライブに2年前から出演。「湖や海のあるなしなど、自然環境の違いを知ることで、自分たちが住む地域への気づきにつながる。大人同士の交流は図れているが、今後は加計呂麻島などの子どもたちも参加する、町全体につながりが広がれば」と語った。

 白井さんは、下諏訪町で奄美群島の物産販売を手掛けた後、2023年に奄美大島へ移住。両町の「橋渡し役」を担い、「奄美市住用町は長野県小川村との小学生対象の交流事業がある。瀬戸内町と下諏訪町も相撲などの共通する文化を持ち、自然な組み合わせの関係だと思う」と指摘。「今後は子どもたちが自発的に関係を築き、多くの人たちが交流しやすい環境が整えば」と願いを込めた。