尼崎市の中学生と交流 AMAフレンドシップ事業 徳之島
📰 全文
兵庫県尼崎市の中学生36人が3泊4日の日程で鹿児島県奄美群島を訪れる「AMAフレンドシップ事業」が18日、徳之島で始まった。生徒らは19日までの2日間、島内を巡り、地元の子どもたちと交流したり闘牛と触れ合ったりして、徳之島の自然や文化を学び体験した。尼崎市には奄美群島にゆかりのある人が多く暮らしている。同事業は同市の中学生を奄美に派遣することで、次世代のリーダー育成や両地域間の交流促進を目的としており、今回で2回目。
生徒らは18、19の両日、伊仙町立阿権小の児童や劇団「結シアター手舞」の児童生徒と交流したほか、同町の徳之島なくさみ館や徳之島町の徳之島世界遺産センターなどを訪れた。
19日は天城町のあまぎ自然と伝統文化体験館「わいど~む あまぎ」で、VR(仮想現実)ゴーグルを使って徳之島の自然や文化を疑似体験。併設されている闘牛場ドームを歩きながら、周辺に見える寝姿山の由来や世界自然遺産地域、町の文化や特色について説明を受けた。
母が天城町出身で毎年のように徳之島を訪れているという生徒(立花中3年)は、結シアター手舞との交流や阿権小児童の集落ガイドが印象に残ったと言い「徳之島は伝統文化をしっかり受け継ごうという意思がある。尼崎で自分も独自の文化を受け継いでいきたい」と話した。
祖母が奄美大島出身という生徒(大庄北中3年)は「闘牛が大きく、少し怖かった。自然がとても豊かだと思った」と初来島の印象を語った。尼崎の魅力として、地域の人同士が交流できる公園の多さを徳之島の生徒に伝えたと言い「尼崎と奄美のつながりや違いを初めて知ることができた。帰ってから学校のみんなにも伝えたい」と笑顔を見せた。
一行は20、21の両日、奄美大島で大島紬やマングローブなどの文化、自然に触れる。