記憶と教訓を次世代へ 奄美各地で慰霊祭や追悼式 戦後81年
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終戦から81年を迎えた15日、鹿児島県奄美群島の各地で戦没者慰霊祭や追悼式が行われた。参列者は太平洋戦争で命を落とした人々に対し、哀悼の意を表するとともに、節目の日に平和への誓いを新たにした。奄美市主催の戦没者合同慰霊祭は午前11時40分から名瀬のアマホームPLAZAであり、遺族や各種団体の関係者、市職員、市議、一般参加者ら約80人が参列した。
「追悼の言葉」で安田壮平市長は、戦争の悲惨さを知る世代が急減している現状に触れつつ、「だからこそ、語り継がれてきた歴史に真摯(しんし)に耳を傾け、その尊い犠牲を決して忘れることなく、記憶と教訓を次の世代へ受け継いでいかないといけない」と強調。「戦没者の皆さまが願われた平和な郷土を未来へつなぎ、市民一人一人が安心して暮らせる幸せの島の実現に向けて歩みを進めていく」と語った。
多田義一議会議長は戦没者への哀悼の意を示すとともに、「これからもすべての市民が平和で豊かな生活ができる奄美市の構築へ全力で取り組んでいく」と力を込めた。
参列者全員が焼香し、正午のサイレンに合わせて戦争犠牲者へ約1分間の黙とうをささげた。
会場には地元中学生らの姿も。名瀬中学校2年の生徒(13)は「市長や議長の話を聞き、大勢の人が亡くなった戦争の恐ろしさを改めて実感した。絶対に繰り返してはいけないと思う」と話した。
慰霊祭後、一部の参加者は名瀬あかざき公園の慰霊塔に赴き、戦没者の冥福を祈り手を合わせた。