九州道が全線再開、鹿児島県の運送事業者ら歓迎「想像以上に早い復旧」…観光事業者は「早く新幹線も」
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熊本県で最大震度7を観測した地震で、通行止めが続いていた九州自動車道松橋(まつばせ)インターチェンジ(IC、熊本県)―えびのIC(宮崎県)間の規制が解除され、全線で一般車両の通行が可能となった14日、鹿児島県内の運送事業者や観光事業者からは復旧を歓迎する声が聞かれた。830社が加盟する県トラック協会(鹿児島市)の鳥部敏雄会長は「想像以上に早い復旧でありがたい」と感謝する。県内の運送事業者は地震後、福岡県に向けて不通区間を避けて東九州道を使って宮崎回りで輸送するなどしていた。鳥部会長は「ドライバーの負担やコストが全然違う。物流への影響はほとんど解消するのではないか」と期待した。
指宿市の温泉旅館「指宿白水館」は地震発生以降、1000人分以上の予約がキャンセルとなった。金丸芳久・常務取締役は「明るい材料。これを足掛かりに観光客が戻ってくることを期待したい」と喜ぶ。ただ、九州新幹線熊本(熊本県)―新水俣(同)間は復旧の見通しが立っておらず、「(客足の)完全な回復には新幹線が必要。一日も早く全線開通してほしい」と語った。
高速道路の復旧を受け、鹿児島交通は鹿児島と福岡を結ぶ高速バス「桜島号」の運行を15日から再開する。臨時運行としている鹿児島―熊本の「きりしま号」については、17日から1日1往復の通常体制に戻る。