鹿児島県 「みんなで持ち寄る写真展」 戦時下、教練銃手にした一枚も 16日まで開催
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奄美の島々の景色や人の生活、自然の中に生きる生物を撮った写真や絵画を集めた「みんなで持ち寄る写真展」が14日から、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)で始まった。写真愛好家らがSNSで集うグループ「奄美の島々つながる景色」(高地道代さん主宰)が企画し初開催。同グループが新聞紙上などで作品を募ると、30人を超す賛同者から200点以上が持ち込まれた。
14日午前になって絵画などを持参する人もおり、主催者は展示作業に追われていた。正午の開催時間になってもあわただしく展示する姿と、観覧に訪れた人が交差する不思議な光景が繰り広げられた。
奄美群島認定エコツアーガイドとして金作原を訪れる機会も多いという主宰の高地さんは、清流にすむリュウキュウハグロトンボが羽を広げた写真などを展示。訪れた人は、じっと顔を近づけ興味深げに見入っていた。
奄美市名瀬から訪れた濱畑律子さん(55)は「奄美の自然を再発見させられたような感覚。知らない自然がいっぱいあった。写真の場所へ行ってみたくなった」と話した。
異彩を放っていたのが昭和初期に撮られたとみられる数枚の白黒写真。女学校に通う複数の生徒が、小銃に模した「教練銃」を手に整列しており、当時の時代背景をうかがわせる一枚だった。
高地さんは、「明日は終戦記念日。こうした時期に、戦時下の写真が持ち込まれることも何かの縁。自然の豊かさと戦争の悲劇を考える機会となる。慰霊祭の前後に立ち寄ってほしい」と呼び掛けた。
写真展は16日まで。午前9時~午後6時。問い合わせは電話090・2589・8365高地さん。