SVリーグ初参戦・フラーゴラッド鹿児島にチアチーム誕生へ 「地元を盛り上げたい」12人が挑んだオーディション
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国内最高峰の男子バレーボールリーグ・SVリーグに今シーズンから参戦する、日置市を拠点とするフラーゴラッド鹿児島。そのチームを盛り上げるチアダンスチーム「FRAGOLA WINGS」が新設されることになり、8月9日、初となるメンバー選考オーディションが行われた。「自分自身のなかで120%を出せるように頑張りたい」「地元のチームをもっと知ってほしくて応募した」――会場に集まった女性たちの言葉には、地元への熱い思いがにじんでいた。オーディション会場には、県内のプロスポーツチームでチア経験を積んだ女性たちをはじめ、福岡からの参加者も含む計12人が集まった。審査は実技と面接の2本立て。実技審査では約50秒間の振付をわずか30分で覚え、3人ずつステージで披露するというタイトな内容だ。
「FRAGOLA WINGS」のディレクターを務めるのは、鹿児島市在住の三上碧衣さん。学生時代にチアの全米大会で優勝した実績を持ち、プロバスケットボール日本代表やプロ野球チームで7年間プロチアリーダーとして活躍してきた人物だ。審査員席には、アメリカのNBAでのチア経験を持ち、今回プロデューサーを務める柳下容子さんの姿もあった。
参加者のなかで注目を集めたひとりが、フラーゴラッドの活動拠点でもある日置市出身の田村真珠さんだ。熊本の野球独立リーグ球団でチアの経験があり、「失敗しても笑顔で最後まで頑張ります」と宣言してステージへ。途中、振付が少し飛ぶ場面もあったが、最後まで踊り切った。
「笑顔が武器なので笑顔で全力で力を出し切れた」と振り返った田村さん。合格発表までの間は「不安と緊張で眠れるか心配」と正直な心境を明かした。地元・日置市のチームのそばで活躍したいという思いが、彼女をオーディションへと突き動かしている。
一方、鹿児島市出身の龍造寺結心さんはバレエや新体操の経験があるものの、チア自体は未経験。それでも「ぶちかまします」と力強く宣言し、ダイナミックなパフォーマンスを披露した。
オーディション参加者たちの姿にプロデューサーの柳下容子さんは「この子たちは会場を元気にできる力があると感じた」と手応えを口にした。龍造寺さん自身も「手ごたえは8割くらい。もし合格したら常に100%を出せるように頑張っていきたい」と前向きな言葉を残した。
ディレクターの三上碧衣さんは、オーディションを終えてこう語った。「FRAGOLA WINGSのパフォーマンスも見てもらって、応援される愛されるチームを作っていきたい」。
FRAGOLA WINGS1期生のオーディション結果は後日発表される予定で、チームはSVリーグ開幕の10月に向けて本格的な準備を進めていく。日置市を拠点とするフラーゴラッド鹿児島が国内最高峰の舞台で戦うそのそばで、地元への思いを胸にした女性たちがコートを彩る日も、まもなく訪れる。