鹿児島県産の農林水産物の輸出、2025年度は584億円で過去最大
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鹿児島県がまとめた2025年度の県産の農林水産物の輸出額は約584億円で、5年連続で過去最大となった。前年度比113億円増で、単年度の増加額としても過去最大に。県によると、円安や日本食ブームなどを受けて、お茶や養殖ブリ、牛肉が引き続き好調だったことが主な要因という。県が、農林水産物を輸出している197事業者に聞き取り調査を行い、回答をとりまとめた。
部門別でみると、農産物は115億1900万円(前年度比56%増)。このうち、お茶が103億6500万円(同64%増)だった。主な輸出先は米国、欧州連合(EU)、台湾で、健康志向や抹茶の需要増などによる単価の上昇に伴い、輸出額が膨らんだ。
畜産物は195億4千万円(同11%増)。このうち米国や台湾向けの牛肉が190億9800万円(同11%増)を占めた。
水産物は225億8千万円(同30%増)。日本食ブームによる養殖ブリが好調で、196億900万円(同32%増)だった。林産物は前年度とほぼ同じ47億6300万円で、中国向けの丸太が中心だった。
輸出先は、前年度と同様に米国が最大で、310億4700万円(同31%増)。次いでEUが58億8700万円(同22%増)、台湾が49億7200万円(同23%増)だった。
県は今後も輸出拡大に取り組む方針で、30年度までに農林水産物の輸出額約800億円を目指している。(井潟克弘)