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【地震の影響】錦鯉50匹→わずか4匹に 地震で九州の物流まひ 鹿児島ホームセンターに異変
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【地震の影響】錦鯉50匹→わずか4匹に 地震で九州の物流まひ 鹿児島ホームセンターに異変

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今回の地震は、鹿児島と九州各地を結ぶ交通網にまひをもたらした。鹿児島市のホームセンターでは、福岡からの商品が届かず入荷が遅延。さらには水槽に本来50〜60匹いるはずの錦鯉が、現在わずか4匹しかいないという異変も起きている。物流の混乱は日用品から生き物まで、暮らしに大きな影響を及ぼしている。

鹿児島市東開町にある「ホームセンターきたやま」は、日用品など約15万アイテムを取り扱う大型店だ。地震発生後、九州各地との物流網が寸断され、仕入れに大きな支障が生じている。

同店の東理恵さんはこう語る。「福岡とかから来る商品がなかなか来ない。通常だと2、3日で来る商品が1週間近くかかったり」

防災グッズなど在庫をあらかじめ多めに用意できる商品については、ある程度の備えができているという。しかし、生き物のように「在庫」として積み置きができない商品には、より深刻な影響が出ている。

通常であれば50〜60匹が泳ぐ錦鯉の水槽に、現在は4匹しかいない。九州から仕入れる金魚や鯉は、高速道路などの通行影響によって一部で入荷できない状況が続いており、現時点で入荷の見通しは立っていない。物流の混乱が、店内の生き物の数にまで影響を与えている現実は、地震の影響の広さを象徴している。

熊本ではいまだ断水が続く地域が多く、水不足が深刻な問題となっている。その影響はホームセンターきたやまでも顕著に表れた。地震の翌日から需要が大幅に増加し、翌日から3日間で209箱の水が売れたという。東さんによれば、通常は1日平均15箱ほどであるため、いかに異例の数字かがわかる。

購入者の中には、自宅用だけでなく被災地に届けるために買い求める人も増えているとのことだ。

防災意識の高まりを受け、防災グッズの売り上げも伸びている。非常食・防災食のコーナーでは、封を切ってそのまま食べられる商品が品薄になり、一部は完売。次の入荷は8月5日と案内されている状態だ。

防災バッグは地震翌日から3日間で10個ほど、家具の転倒を防止する突っ張り棒も20個ほど売れた。日常生活の中で防災を意識する人が確実に増えていることを示している。

東さんはこう呼びかける。「災害が起きてからではなく、起きる前に、前もって準備しておくことが非常に大事」

今回の地震は、鹿児島の物流に長期的な打撃を与えると同時に、地域住民の防災意識を改めて問い直す機会となった。非常食や水、防災バッグは、災害が起きてからでは手に入りにくくなる。ホームセンターきたやまの現場が示す通り、備えは「心に余裕のあるうち」にこそ進めておくべきものだ。