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東京マラソンの〝アレ〟で誰も取り残さない鉄壁の体制を――桜島の防災訓練で一軒ずつ安否確認、マンパワーに限界感じた消防副士長はひらめいた
自然・火山 南日本新聞 👁 1

東京マラソンの〝アレ〟で誰も取り残さない鉄壁の体制を――桜島の防災訓練で一軒ずつ安否確認、マンパワーに限界感じた消防副士長はひらめいた

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 鹿児島県消防職員意見発表会が8日、日置市中央公民館であった。県内の消防本部や消防局の代表20人が現場で感じた問題点や改善策などを訴えた。最優秀賞には、鹿児島市消防局の田畑翔消防副士長(27)が選ばれ、24日に同市である九州地区消防職員意見発表会に出場する。

 田畑さんは、桜島火山爆発総合防災訓練で民家を回って避難状況を確認する際、災害時にマンパワーだけでは限界があると感じた。このため、東京マラソンで約3万8000人のタイムを計測・一括管理するために使われている小型チップ技術の活用を提案した。

 住民にチップ入りのカードを事前配布し、避難バスやフェリーターミナルに確認装置を設置すれば避難状況をリアルタイムで把握できると指摘し「誰も取り残さない鉄壁の体制を築くことで防災の未来が始まる」と強調した。

 優秀賞は薩摩川内市消防局の白石雄大消防副士長(27)。日置市消防本部の並松尚輝消防士長(30)らが奨励賞となった。